Native Speakerにちょっと気になる日本人の英語 山根キャサリン著 山根建二訳 ひつじ書房 Native Speakerにちょっと気になる日本人の英語 山根キャサリン著 山根建二訳 ひつじ書房
2019年2月刊行

ちょっとまじめに英語を学ぶシリーズ 2

Native Speakerにちょっと気になる日本人の英語

山根キャサリン著 山根建二訳
(シリーズ監修 赤野一郎・内田聖二)

ブックデザイン 小川順子

四六判並製カバー装 192頁 定価1600円+税

ISBN 978-4-89476-859-8

ひつじ書房

Sounding Natural in English
Kathleen Yamane
Translated by Kenji Yamane


【内容】
日本人は、「彼はいつもテンションが高くて、人気者です。」を He is popular because his tension is always high.という英語にすることがある。しかし、この文は英語として正しいものになっているのだろうか。カタカナ語を英語として使用することで起こる間違い、不自然な言い回し、動詞の使い分けなど、日本人が英語を使うときに注意すべきことを具体例で解説。英語を学ぶ人に無くてはならない一冊。


【目次】
はじめに

1 よく見られる語彙のミス
《名詞編》
1-1 外来語と和製英語
 カタカナ語をそのまま英語として使用して起こる間違い
 英語以外の外来語を英語と思い込むことによる間違い
1-2 外来語の短縮や合成により、できあがった言葉
 OBやOGなど英語を基にした短縮形の造語
 英単語を短くした造語
 単語の拡張による造語
1-3 不自然な言い回し
 日本人がよく使うやや不自然な言い回し
 古風な語や言い回し
 性差別につながる表現
 表現が直接すぎてショッキングな印象を与える言葉
 英訳しても伝わりにくい語
1-4 単数と複数

《動詞編》
1-5 goとcome、takeとbring
1-6 仕事と遊び
1-7 「見る」「聞く」など知覚に関する動詞
1-8 伝達動詞「言う」「話す」
1-9 knowの意味
1-10 「願い」や「希望」を伝えたい時
1-11 「人に〜させる」
1-12 「〜すべき」「〜した方がよい」
1-13 「起こる」とhappen, occur, take place
1-14 その他の間違えやすい動詞

《形容詞・副詞編》
1-15 間違えやすい形容詞
1-16 副詞の使い方


2 よく見られる語法上の誤り
2-1 aとthe
2-2 感情・心情を表す動詞
2-3 YesかNoか
2-4 曖昧な表現
2-5 everの使い方
2-6 almostとmost
2-7 thereの間違った使い方
2-8 How about .......? How do you think of .......?
2-9 接続詞
2-10 前置詞
2-11 よく見られる品詞の誤用法
2-12 文章の中での不適切な表現の使用

AFTERWORD




【著者紹介】
山根キャサリン(やまね・きゃさりん)
アメリカ・ニューヨーク州生まれ。米国ニューヨーク州立大学文学部学士(言語学、仏文学)の学位取得。一年間仏国ソルボンヌ大学留学。米国・コーネル大学大学院言語学修士課程修了。1987〜2012年英知大学(St. Thomas University)文学部専任講師・助教授・教授。現在奈良大学文学部教授。専門分野・研究テーマは、社会言語学(特に言語の多様性)と語学教育。
A Study of Womanist Discourse in Cynthia Bond’s Ruby『奈良大学紀要』2018年、アメリカのABCニュースを基にしたABC World News(金星堂出版)シリーズ、その他、大学生向きテキスト30冊執筆。



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