英語だけの外国語教育は失敗する 複言語主義のすすめ 鳥飼玖美子・大津由紀雄・江利川春雄・斎藤兆史著 ひつじ書房 英語だけの外国語教育は失敗する 複言語主義のすすめ 鳥飼玖美子・大津由紀雄・江利川春雄・斎藤兆史著 ひつじ書房
2017年5月刊行

ひつじ英語教育ブックレット 4

英語だけの外国語教育は失敗する

複言語主義のすすめ

鳥飼玖美子・大津由紀雄・江利川春雄・斎藤兆史著

座談会 林徹×鳥飼玖美子×大津由紀雄×斎藤兆史

A5判並製 176頁 定価1200円+税

ISBN 978-4-89476-856-7

ひつじ書房

English-Only Foreign Language Education Doomed to Fail: From Plurilinguistic Perspectives
TORIKAI Kumiko,OTSU Yukio,ERIKAWA Haruo,SAITO Yoshifumi


【内容】
日本の外国語教育における英語の偏重、英語の実用性ばかりを重視する風潮に、4人が異議を唱える。英語だけを用いる授業や様々な異論をおしきっての小学校での英語の教科化が狙いとする、実用的な英語の習得だけを目指すのではなく、子どもの「ことば」への疑問や関心を大切にし、ことばの面白さや母語への気づきを育むべきではないのか。英語だけではなく、様々な言語への気づきが大事なのではないのか。日本学術会議言語・文学委員会の「提言」や座談会も収録。


【目次】

まえがき

複言語・複文化主義とCEFR、そしてCan Do 鳥飼玖美子

日本はどうして英語一辺倒主義になってしまったのか 江利川春雄

英語を本気で勉強すれば英語偏重の問題点が見えてくる 斎藤兆史

母語と外国語を結びつけるのに必要な意識化—「文は構造を持つ」を例として 大津由紀雄

座談会 林徹×鳥飼玖美子×大津由紀雄×斎藤兆史
「ことばのおもしろさに気づかせたい」

提言 ことばに対する能動的態度を育てる取り組み

4人組獅子奮迅録(その4)
あとがき


【著者紹介】
鳥飼玖美子(とりかい くみこ) 立教大学名誉教授
大津由紀雄(おおつ ゆきお) 明海大学副学長同大学複言語・複文化教育センター長、慶應義塾大学名誉教授
江利川春雄(えりかわ はるお) 和歌山大学教育学部教授
斎藤兆史(さいとう よしふみ) 東京大学大学院教育学研究科教授

座談会 林徹(はやし とおる) 東京大学大学院人文社会系研究科教授


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