発話のはじめと終わり 小野寺典子編 発話のはじめと終わり 語用論的調節のなされる場所 小野寺典子編
2017年3月刊行

発話のはじめと終わり

語用論的調節のなされる場所

小野寺典子編

A5判並製カバー装 280頁 定価3,800円+税

ISBN 978-4-89476-843-7

ひつじ書房

Periphery: Where Pragmatic Meaning is Negotiated
Edited by Noriko Onodera


【内容】
「話す」ことは、人の基本的・原始的営みである。なかでも発話頭・末(周辺部)は、話者が「会話管理」「談話方略」「対人機能」などの「語用論的調節」をしている場所と考えられ、注目されている。人は、「発話のはじめと終わり」で何をしているのだろうか。周辺部研究の基礎知識から、英日語それぞれの例、最新の文法化・構文化研究まで、第一線の研究者たちが論じる。

執筆者:小野寺典子、澤田淳、東泉裕子、Joseph V. Dias(岩井恵利奈・訳)、Elizabeth Closs Traugott(柴﨑礼士郎・訳)

【目次】

まえがき

第Ⅰ部 理論・方法
第1章
周辺部研究の基礎知識
澤田淳・小野寺典子・東泉裕子

第Ⅱ部 ケーススタディ
第2章
A constructional exploration into “clausal periphery”and the pragmatic markers that occur there
Elizabeth Closs Traugott
第2章(日本語訳) 
「節周辺」と同領域に生起する語用論標識の構文的考察
エリザベス・クロス・トラウゴット/柴﨑礼士郎 訳

第3章
語用論的調節・文法化・構文化の起きる周辺部―「こと」の発達を例に
小野寺典子

第4章
近代日本語における左右の周辺部表現の発達―『太陽コーパス』に見る接続助詞「から」の用法を中心に
東泉裕子

第5章
日本語の卑罵語の歴史語用論的研究 ―「〜やがる(あがる)」の発達を中心に
澤田淳

第6章
Sort/kind of at the peripheries Metapragmatic play and complex interactional / textual effects in scripted dialog
Joseph V. Dias
第6章(日本語)
周辺部のsort/kind of―台本の対話に見られるメタ語用論的遊びと複雑な相互作用/テクスト的効果
ジョセフ・V・ディアス/岩井恵利奈 訳


あとがき
索引
執筆者・訳者紹介



【編者紹介】
小野寺典子(おのでら のりこ)
青山学院大学文学部英米文学科教授
〈主な編著書̶〉Japanese Discourse Markers: Synchronic and Diachronic Discourse Analysis (Pragmatics & Beyond New Series Volume 132, John Benjamins, 2004), Special Issue of Journal of Historical Pragmatics. Historical Changes in Japanese: Subjectivity and Intersubjectivity〔共編著〕 (John Benjamins, 2007) など。


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