続猿蓑五歌仙評釈 佐藤勝明・小林孔著 続猿蓑五歌仙評釈 佐藤勝明・小林孔著
2017年5月刊行

続猿蓑五歌仙評釈

佐藤勝明・小林孔著

四六判上製カバー装 292頁 定価2,800円+税

装丁者 大熊肇

ISBN 978-4-89476-830-7

ひつじ書房

An Analysis of five Kasen Renkus in Zokusarumino
Katsuaki Sato and Tohru Kobayashi


【内容】

『続猿蓑』は、芭蕉晩年の志向と境地をよく示す撰集でありながら、芭蕉の死をはさんで刊行が遅れたこともあり、研究が十分にされているとは言いがたい。その反省から、同書所収の五歌仙全体にわたり、各付合がどのように成り立っているかを分析し、各歌仙の傾向から同書成立の問題まで明らかにする。


【目次】

芭蕉の生涯と『続猿蓑』  佐藤勝明
連句とその詠み方・読み方  佐藤勝明

『続猿蓑』五歌仙分析
  凡例
 「八九間」歌仙
 「雀の字や」歌仙
 「いさみ立」歌仙
 「猿蓑に」歌仙
 「夏の夜や」歌仙

『続猿蓑』の成立  小林 孔

あとがき



【著者紹介】
佐藤勝明(さとう かつあき) 和洋女子大学人文学群教授。主な著書に『芭蕉と京都俳壇』(八木書店、2006年)、『芭蕉全句集』(共著、角川ソフィア文庫、2010年)、『松尾芭蕉と奥の細道』(吉川弘文館、2014年)ほか。

小林孔(こばやし とおる) 大阪城南女子短期大学教授。主な著書に『近世文芸論』(共著、翰林書房、1995年)、『芭蕉』(共著、国書刊行会、2004年)、『捨女句集』(共著、和泉書院、2016年)ほか。



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