学生を思考にいざなうレポート課題 成瀬尚志 編
2016年12月刊行

学生を思考にいざなうレポート課題

成瀬尚志編

A5判並製  定価1,600円+税

装丁者 羽山潤一

ISBN 978-4-89476-827-7

ひつじ書房

Essay Questions to Invite Students to Think
Takashi Naruse


【内容】
どのように工夫すれば学生が頭を使ってレポート課題に取り組むのか?これまで理論的には問われてこなかったこの問いに、「レポート論題」、「授業設計」、「評価」の各観点から答える渾身の書。特に「剽窃が困難となる論題」についての分析は、これまでのレポート課題のあり方を根本から問い直す。

執筆者:成瀬尚志、河野哲也、石井英真、笠木雅史、児島功和、髙橋亮介、片山悠樹、崎山直樹、井頭昌彦

【目次】

はじめに

第1章 なぜレポート課題について考えるのか
1 レポート課題で何を問うべきか
2 学術論文と学部レベルのレポート課題の評価の違い
3 レポート課題から授業を設計することの意義
4 授業設計においてレポート課題はボトルネック
5 ネット時代においてレポート課題で何を問うべきか

第2章 論証型レポートについて考える
1 論証型レポート―問いを立てることの難しさ
2 問いを教員が設定する―是非型論題の問題点
3 論証型レポートの問題点
4 論証のタイプ

第3章 レポート論題の設計
1 論述型レポートの提案
2 「素材」を前提とした論題設計
3 創意工夫の種類―形式面の創意工夫と内容面の創意工夫
4 剽窃が困難となる論題とは?
5 まとめ
補論:レポート論題タキソノミー

第4章 レポート課題を軸とした授業設計
1 「あなたの書くものに価値がある」ということを伝えることが重要
2 レポート課題の「宛先」を設定する
3 フィードバックの重要性
4 学生自身が失敗に気づくことの重要性
5 レポート課題を軸とした授業設計

第5章 学生が自分で問いを立てるための授業デザイン
1 オリジナリティの必要性
2 問いの重要性
3 導入教育におけるレポート作成
4 教養教育と専門教育におけるレポート作成
5 学生が自分で問いを立てるための工夫

第6章 レポート課題を評価するとき
はじめに
1 パフォーマンス評価の基本的な考え方
2 パフォーマンス評価が可視化する能力・学習の質
3 ルーブリックを用いた評価
4 ルーブリックの効果的活用のために

おわりに

【編者紹介】
成瀬尚志(なるせ たかし)
京都光華女子大学短期大学部講師。専門は哲学、高等教育。神戸大学大学院文化学研究科単位取得退学。博士(学術)。主な業績は『アクティブラーニングとしてのPBLと探求的な学習』(共著、東信堂)、『真理・言語・歴史』(共訳、春秋社)、「クワインはなぜ物理主義を採用したのか」(単著、『モラリア』)ほか。


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