ひつじ書房 ハンドブック 日本近代文学研究の方法 日本近代文学会編 ハンドブック 日本近代文学研究の方法 日本近代文学会編
2016年11月刊行

ハンドブック

日本近代文学研究の方法

日本近代文学会編

ブックデザイン 春田ゆかり

A5判並製カバー装  定価2600円+税

ISBN 978-4-89476-812-3

ひつじ書房


日本近代文学会の学会誌「日本近代文学」誌上で行われた「フォーラム 方法論の現在」の書籍化。これまで文学研究で積み重ねられてきた研究方法を若い世代に伝えるため、日本近代文学会が総力を挙げて振り返り明らかにする。研究の営みの中から生まれるために共有されにくい研究方法について、成り立ちの経緯やその検証、展望を明示的に示すことで、将来の研究者の育成、文学研究発展の礎となる書を目指す。
目次・まえがきpdf



まえがき

 I テクストと読者

語り論  藤森清
混迷する「テクスト論」  高橋修
作品論  佐藤秀明
読者論  日高佳紀
文学理論  中村三春
生成論/本文研究  松澤和宏

 II 作者とその歴史

作者論  中村三春
作家研究  関口安義
伝記研究  山崎一穎
文学史 〈学問史〉という枠組み  中山弘明
文学史 生成と蓄積  山田有策

 III 文化の諸相

視覚芸術  木股知史
カルチュラル・スタディーズ  瀬崎圭二
メディア・出版文化論  五味渕典嗣 121
大衆文化・サブカルチャー  吉田司雄
比較文化  堀まどか

 IV 歴史と社会

東アジア それぞれの文学の経験  大東和重
ポストコロニアリズム  中根隆行
都市論 田口律男
フェミニズム  岩淵宏子
ジェンダー  飯田祐子
セクシュアリティ  光石亜由美

 V 視角の多様性

書誌学  清水康次
注釈  宗像和重
詩学・詩法  大塚常樹
私小説  勝又浩
児童文学  宮川健郎

あとがき
索引(事項・人名)
執筆者紹介



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