ひつじ書房 いま、大学で何が起こっているのか 日比嘉高著 定価1500円+税  いま、大学で何が起こっているのか 日比嘉高著 定価1500円+税
2015年5月刊行

いま、大学で何が起こっているのか

日比嘉高著

A5判並製 160頁 定価1500円+税

ISBN 978-4-89476-769-0

装丁 渡部文

ひつじ書房

Changing Japanese Universities: Restructuring, Neoliberalism, and Globalization

HIBI Yoshitaka

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honto



財界や政府から国立大学に対し、産業振興を主たる目的として、「競争」をうながし、「自己改革」を求める声が大きくなっている。現在の国立大学が、非効率的な方法で運営されているから、大変革をするというのだ。しかし、その批判は当たっているのだろうか。それは大学が持ってきたはずの知的な活動拠点としての役目を殺してしまい、ひいては多様な創造の芽を育くむという重要な機能を破壊することではないのか。現在の潮流に異を唱え、国立大学のみならず、これからの大学のあり方について、議論を巻き起こそうと訴える書。


目次

はじめに 

Ⅰ 大学はどこに向かうのか
第1章 国立大から教員養成系・人文社会科学系は追い出されるかもしれない
第2章 大学をめぐって、いま何が起こっているのか
第3章 「大学改革」が見ていないものは何か
第4章 大学の「グローバル化」とは何か
第5章 語学教育と覇権主義
第6章 「大学は役に立つのか?」に答えるならば 総論編
第7章 「大学は役に立つのか? 」に答えるならば 日本文学研究の場合

Ⅱ 変化するキャンパスと社会
第8章 東京大学「軍事研究解禁」騒動とデュアル・ユース
第9章 教室が「戦場」になった日? ―新聞による大学授業への介入を考える
第10章 なぜ『はだしのゲン』を閲覧制限していけないのか?
第11章 遊びの世界、仕事の世界
第12章 生涯学習は私たちの社会の新しい管理形態なのか―教育再生実行会議・ドゥルーズ・学びの両義性

あとがき



【著者紹介】
〈略歴〉 名古屋市出身。金沢大学文学部卒、筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。博士(文学)。筑波大学文芸・言語学系助手、京都教育大学教育学部講師、 同准教授を経て、2009年4月より現職(名古屋大学大学院文学研究科准教授)。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校日本研究センター客員研究員(2002–2003)、 ワシントン大学客員研究員(2009)。近現代日本文学・文化、移民文学、出版文化が専門。

〈主要著書〉『〈自己表象〉の文学史─自分を書く小説の登場』(翰林書房 2002 年)、「プライヴァシーの誕生─三島由紀夫「宴のあと」と文学、法、ゴシップ週刊誌」(『思想』1030 号 2010年)、『ジャパニーズ・アメリカ─移民文学・出版文化・収容所』(新曜社 2014年)、「越境する作家たち─寛容の想像力のパイオニア」(『文學界』69巻6号 2015年)

個人ブログ「日比嘉高研究室」において、研究や日々の近況、大学論などについて書いている。本書の内容の多くは、同ブログに掲載した記事を元にしている。
http://hibi.hatenadiary.jp
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