日本語文法史研究 2 青木博史・小柳智一・高山善行 編 日本語文法史研究 2 青木博史・小柳智一・高山善行 編
2014年10月刊行



日本語文法史研究 2 

青木博史・小柳智一・高山善行 編

A5並製  定価3,200円+税

ISBN 978-4-89476-742-3

ひつじ書房

The Historical Research on Japanese Grammar 2

Aoki Hirofumi, Koyanagi Tomokazu and Takayama Yoshiyuki

【内容】
本書は、本邦初を謳った、日本語文法の歴史的研究をテーマとする隔年刊行の論文集の第2号である。 文法史研究の発展に貢献すべく最新の成果を発信すること、さらに、若手研究者による論文を掲載し、当該分野の活性化を図ることを目標としている。研究論文10本に加え、「テーマ解説」「文法史の名著」「文法史研究文献目録」を付している。



【目次】

はしがき
事象の形と上代語アスペクト  竹内史郎
「属性」と「統覚」とそのあいだ―中間的複語尾の位置づけ― 仁科明
いわゆる「公尊敬」について  吉田永弘
日本語疑問文の歴史変化―上代から中世―  衣畑智秀
接続助詞「のに」の成立をめぐって  青木博史
動作を促す感動詞「ソレ/ソレソレ」の成立について 深津周太
近世における副詞「どうも」の展開  川瀬卓
行為指示表現としての否定疑問形の歴史
―上方・関西と江戸・東京の対照から―  森勇太
近世江戸語のハズダに関する一考察―現代語との対照から― 岡部嘉幸
「主観」という用語―文法変化の方向に関連して― 小柳智一

【テーマ解説】アスペクト  福沢将樹
【テーマ解説】条件表現  矢島正浩
【文法史の名著】濱田敦・井手至・塚原鉄雄著『国語副詞の史的研究』  西田隆政

日本語文法史研究文献目録2012–2013

索引
執筆者紹介
【執筆者紹介】
編者:青木博史(九州大学大学院人文科学研究院准教授、国立国語研究所客員准教授)、小柳智一(聖心女子大学文学部准教授)、高山善行(福井大学教育地域科学部教授)
執筆者:青木博史、岡部嘉幸、川瀬卓、衣畑智秀、小柳智一、竹内史郎、西田隆政、仁科明、深津周太、福沢将樹、森勇太、矢島正浩、吉田永弘

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