大学生の日本語リテラシーをいかに高めるか   成田秀夫・大島弥生・中村博幸 編 大学生の日本語リテラシーをいかに高めるか   成田秀夫・大島弥生・中村博幸 編
2014年12月刊行



大学の授業をデザインする

大学生の日本語リテラシーを
いかに高めるか

成田秀夫・大島弥生・中村博幸 編

A5判並製 216頁 定価3,200円+税

ISBN 978-4-89476-693-8

装丁者 上田真未

ひつじ書房

Design for Learning in University Classrooms
Developing New Japanese Literacy for the 21st Century

Edited by Hideo Narita, Yayoi Oshima and Hiroyuki Nakamura

【内容】
大学で広がる文章表現科目の担当者に向けた書。担当者間の教育観・学習観の共有のためのFDのあり方、プロセスとユニットに着目した具体的なライティング授業の設計方法を示すほか、能動型学習やジェネリックスキル育成を重視した7事例の紹介を通じて、知識基盤型社会に対応した「日本語リテラシー」教育を提案する。
執筆者:大島弥生、中村博幸、成田秀夫、堀上晶子、吉村充功、山本啓一、桑原千幸



【目次】
はじめに―21世紀を生きる大学生のための「日本語リテラシー」教育の必要性

第1部〈背景〉 社会の変化と高等教育に求められる「日本語リテラシー」
1章  変化する情報社会に求められる人材と「日本語リテラシー」
2章  変化への対応―世界・日本の教育における対応の現状

第2部〈実践事例〉 3つの重点目標を実現するさまざまな事例
1章  大学の教育目標に即して授業を作る―大学と外部講師との協働設計の事例
2章  アイデアの「拡散・収束」と「読む・聞く・書く・話す」をつなげる―京都文教大学の事例
3章  文章読解を能動型の活動として進める―河合塾現代文ワークショップ講座の事例
4章  自大学の「人間力」育成目標に向けて課題発見・解決の力を育てる―日本文理大学の事例
5章  自大学のディプロマ・ポリシーに即して情報分析・課題発見の力を育てる―九州国際大学法学部の事例
6章  図書館と連携する―立命館アジア太平洋大学の事例
7章  レポート作成と専門の知をつなげる―東京海洋大学海洋科学部の事例

第3部〈今後の展開のために〉 「日本語リテラシー」を支える理論とその展開
1章  「日本語リテラシー」育成のための授業設計のポイント
2章  現場の混乱を整理するための3つの教育モデルと授業デザイン
3章  専任教員全員で人間力育成プログラムを担う―トップダウン型の事例
4章  授業を成功させるための教員協働によるFD 連携―ボトムアップ型の事例

あとがき
参考文献集
索引
執筆者紹介


【紹介】
大島弥生(おおしま やよい)
東京海洋大学海洋科学系教授。専門は日本語教育。初年次教育の「日本語表現法」科目も担当。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。博士(人文科学)。主な著作は『ピアで学ぶ大学生・留学生の日本語コミュニケーション』『日本語表現能力を育む授業のアイデア』(以上共著、ひつじ書房)、『留学生と日本人学生のためのレポート・論文ハンドブック』(共著、東京大学出版会)ほか。

中村博幸(なかむら ひろゆき)
京都文教大学臨床心理学部教授。専門は教育社会学、初年次教育、情報社会論。情報社会論、プロジェクト科目「自己形成と社会人基礎力」などの授業を担当。静岡大学卒業。京都家政短期大学(現:京都文教短期大学)専任講師、助教授、京都文教大学助教授を経て現職。大学教育学会誌常任編集委員。初年次教育学会では発足以来、理事を務める。大学コンソーシアム京都においても発足以来、FD、初年次教育、高大連携等の事業に関わる。

成田秀夫(なりた ひでお)
学校法人河合塾教育研究開発本部開発研究職。専門は哲学。中央大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程退学。哲学修士。予備校では現代国語の講座を担当、テキスト・模擬試験も作成。現在は高校・大学・社会を接続する教育に関する研究開発を行っている。主な著作は『臨床国語教育を学ぶ人のために』(世界思想社、分担執筆)、『学びと仕事をつなぐ8 つの日本語スキル』(丸善プラネット)、学参に『でるもん現代文客観問題』『でるもん現代文記述問題』(中経出版)がある。

堀上晶子(ほりがみ あきこ)
学校法人河合塾教育研究部講師。日本キャリア開発協会認定CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)。九州大学文学部卒業。国語科講師として授業や模擬試験・テキストの作成を行う。2002 年より、大学の初年次教育の授業開発に携わる。現在は、大学や企業における、キャリア開発、文章表現、ジェネリックスキル育成などの授業や研修、プログラム開発などを行っている。

吉村充功(よしむら みつのり)
日本文理大学工学部建築学科教授。人間力育成センター長。専門は交通計画、まちづくり、土木計画学。広島大学大学院工学研究科環境工学専攻博士課程修了。博士(工学)。勤務校では初年次教育「社会参画科目群」の運営責任者として全学共通の教育プログラムを企画、全学展開している。自身も課題解決型授業を担当し、人間力・社会人基礎力育成を実践している。

山本啓一(やまもと けいいち)
九州国際大学法学部教授。前法学部長(2008 年9 月–2012 年12 月)。専門は国際政治学。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。文章表現科目や初年次セミナーのほか、「リスクマネジメント論」や防犯PBL 等の授業を担当。大学間連携事業や地域防犯政策の立案等にも関わる。主な業績は「学力に課題を抱える大学における就業力の育成と課題―九州国際大学法学部の事例から」『日本労働研究雑誌』(第629 号、2012 年)ほか。

桑原千幸(くわはら ちゆき)
京都文教短期大学幼児教育学科講師。専門は教育工学、図書館情報学。初年次教育の「初年次演習(発展)」「キャリア形成論」を担当。京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。修士(教育学)。主な業績は『図書館倫理:サービス・アクセス・関心の対立・秘密性』(翻訳、京都図書館情報学研究会発行、日本図書館協会発売、2011)ほか。

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