書評ホームページ宣言


1 何をめざすか

読書人がネット上で必ず巡回し、かならず立ち寄るようなページを作ります。新聞の日曜版でかならず政治、経済、そして読書欄を読むように、新聞のホームページを見て、政治と経済の情報を仕入れ、そして次にはこの書評ホームページを見に来ることが、いわば習慣となるようなページをめざしています。朝日、日経、読売、毎日のホームページのアクセス数の総数が、アクセスしてくれるようなページです。新聞社のホームページも朝日を始め、著作権の問題のためか、自社記者原稿を優先し、なおかつ学芸欄、文化欄の対応は非常に遅れています。既存の書評誌が、オンライン版を出すという話しは聞いていません。

2 読書人向けのオンライン書評誌 ナビゲーションの重要性

個々の出版社、取次店、書店は、それぞれホームページを作りはじめていますが、基本的に情報は偏っています。多くの場合、紙の情報と違った独自の情報の提供ということもおこなわれていません。自社のPRという性質をどうしても抜けきれないからですし、また、オンラインの情報提供が重要であるという認識がまだ十分でないからだと思います。すでに既存のシステムが有効である大手の出版社には新しいメディアであるインターネットを率先して使いこなそうという意欲にかけているように見えます。ここでわれわれが、めざすものは、いわば、読書人向けの書評誌のようなものですが、現在、ネット上には存在して居ません。

インターネット自体の優れた点でもあり、問題点でもありますが、様々な質の情報が、混在しています。どれが、価値のある情報なのか、いちいち自分自身で確認していかなければなりませんが、非常な手間と時間がかかります。仕事を持っている人間にとって、このコストは非常に重要な問題となってきています。重要な情報にアクセスするために非常に多いコストをかけなければならないとしたら、実質、その情報は存在しないのと同じです。どうすべきか? つまり、ナビゲーションのシステムが必要なのです。

3 オンラインで注文もできる

個々の出版社に偏らない、そして必要な情報の存在している場所があれば、読書人のストレスは解消されます。内容に対する批評を含んでいて、その批評家が十分に信頼にありるものだとわかるのであれば、アクセスのコストはかなり下がります。そして、いっそう読書人は、必要な本の所在を知り、より多くの優れた本、読む価値のある本と出会えるようになるはずです。書店の協力が得られれば、オンラインで注文もできるようになります。(現在、大手は三省堂、紀伊国屋、八重洲がオンラインに書店を持っています。青山ブックセンターもホームページを近々持つと聞いています。しかしながら、提携するとしたら、書評ホームページとしては、書店人自身が書評が出来る、つまり、情報を提供できる人々と協力しあいたいと思っています。)

4 価値のある書評を集める

どのようにして読書人の巡回を求めるか。情報源として価値のある書評を掲載するということにつきます。

1 すでにオンライン状に存在している書評・本の紹介を集める(リンク)、また、システムを説明し、今後より多くの人々に書評を書いてもらうように働きかける

2 書評子として、何人か、こちらで企画して掲載する(書評ヘッドライン)

3 すでに紙の上に存在している書評をこちらから依頼して入力させてもらい掲載する(書評バンク)

4 著者自身に自著の紹介を書いてもらう(HPを持っている場合は、リンク。もってなければバンク)

5 出版社の担当者に紹介を書いてもらう。(出版社か担当者がHPを持っている場合はリンク、もってなければバンク<書評ホームページの中に用意された書評の格納庫>)

6 担当者が、プレビューを出したいという事であれば、協力する

7 書店人による本の紹介(すでに紙で本の紹介をワープロで作っているところがあると協力する)

8 取次店人による本の紹介

予算が当初から多ければ、定評のある人々に書評を連載してもらいたいと思っています。これは、可能であれば、実現したい。

スタート時点では、

コミュニケーションに関連した人文科学

パソコン、インターネット関連書

経営書(ネットワークを活用したものに重点)

小説、芸術

に重点を置こうと思っています。

5 価値の判断とサポーター(運営の第一の基盤)

一部会員制を設ける。その会員(サポート会員と呼ぶSKとする)SKは、1500円をコムに納入し、500円をコムの経費として、残りの1000円は投票権となる。1000円は、100円の投票券が十枚ということになり、優れた書評に対して投票することができる。この投票によって、書評は星が付いていくことになって、その書評の水準が大まかに分かるようになる。つまり、著者自らでも、書店員の書評でも、全然関係のない一読者の紹介でも、基本的には平等で、優れた書評は、きちんと分かるようになるということである。また、これによりわずかであるが、優れた書評への評価と経済的な援助を行うことができ、優れた紹介を書こうと言う動機を産み出すことが可能になる。また、広告収入が一定以上になったときには、その星取りの比率によって分配することが可能になるわけである。

6 サポート会員の特典

これらの会員には書評ホームページシステムの有効性を訴えて理解してもらうとともに、ささやかな特権としてサポートメーリングリストと検索フリーサービス(会員以外は、一度に10件まで)を設けます。