シンポジウム「危機に瀕した言語」

期日:1998年10月3日(土)・4日(日)

会場:清泉女子大学講堂

〒141-8642 東京都品川区東五反田3-16-21

Tel.03-3447-5551(代)


第1日(10月3日)

挨拶

10:00 -10:30 清泉女子大学学長 中尾 セツ子

日本言語学会会長 柴谷 方良(神戸大学)

危機言語小委員会委員長 奈良 毅(清泉女子大学)

問題提起

10:30 -11:00 危機に瀕した言語 崩れゆく言語と文化のエコシステム 宮岡伯人(京都大学)

休憩(20分)

第一部 環南太平洋

11:20 -11:50 太平洋地域における危機言語とその問題点 崎山 理(国立民族学博物館)

11:50 -12:20 文明の衝突と言語の力 中米諸語の存亡 八杉 佳穂(国立民族学博物館)

昼食(1時間40分)

第二部 環北太平洋

14:00 -14:30 抑圧と同化のなかで消えゆく北米インディアン諸語 渡辺 己(香川大学)

14:30 -15:00 北アジア諸言語の現状と課題 津曲 敏郎(北海道大学)

15:00 -15:30 中央アジア諸言語の現状と課題 角道 正佳(大阪外国語大学)

休憩(20分)

15:50 -16:50 討議 司会 金子亨(千葉大学)

17:30 -19:30 懇親会 清泉女子大学2号館地下食堂


第2日(10月4日)

第三部 東・東南・南アジア

10:00 -10:30 インドにおける少数民族言語の現状 長田 俊樹(国際日本文化研究センター)

10:30 -11:00 東南アジアおよびその周辺言語の状況について 峰岸 真琴(東京外国語大学)

11:00 -11:30 アジア各地の朝鮮語における危機的諸相について 福井 玲(東京大学)

昼食(1時間30分)

第四部 日本

13:00 -13:30 伝統方言の崩壊と緊急蒐集の必要性 小林 隆(東北大学)

13:30 -14:00 琉球諸語方言は滅びてしまうのか その研究、記録・保存の現状と課題 狩俣 繁久(琉球大学)

休憩(20分)

14:20 -14:50 アイヌ語の一方言がなくなるということ 村崎 恭子(横浜国立大学)

14:50 -15:20 アイヌ語は、いま 田村すず子(早稲田大学)

15:20 -16:20 討議と総括 司会 角田太作(東京大学)


主催:日本言語学会「危機言語」小委員会

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