以下は現在(9月5日)の情報です。
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大山緑陰シンポIN東京

−−−−2000年10月28日(土曜日) 12:30−−−受け付開始 13:00−−−開会・挨拶 ●第一部 13:15から14:15(会場:お茶の水スクエアC館3Fホール) 【基調講演】 重松 清氏−−−−『子どもを書店に放り込め!』。 「子どもの頃、本屋さんはいちばん居心地のいい場所でした。それほど本好きではな かったぼくですが、本屋さんに行くことは大好きでした。そういう友だちもたくさん いました。でも、いま、子どもたちのたむろする場所はコンビニやゲームソフトのお 店になってしまいました。なぜだろう。かつての本屋さんにあって、いまの本屋さん になくなってしまったものは、なんだろう……」(重松清) 重松清(シゲマツ,キヨシ)さん紹介 作家;フリーライター 筆名=田村章(タムラ,アキラ);岡 田幸四郎、昭和和38年岡山県久米郡久米町生まれ、早稲田大学教育学部卒業 出版社勤務を経て、フリーライターに。平成3年「ビフォア・ラン」で作家 デビュー。7年「見張り塔から ずっと」、10年「ナイフ」が山本周五郎賞候補、 同年「定年ゴジラ」が直木賞候補に。他の著書に「私が嫌いな私」「四十回のま ばたき」「幼な子われらに生まれ」「エイジ」などがある。また、田村章など18 のペンネームでドラマや映画のノベライズ、週刊紙記事のリライトも手がける。 田村章名義の著書に「ネットワーク・ベイビー」「スキ!」「世にも奇妙な物語」 など。坪田譲治文学賞(第14回)賞〔平成11年〕「ナイフ」、 山本周五郎賞(第12回)〔平成11年〕「エイジ」 ●第二部 【シンポジウム】 テーマ「読者・街・書店」(会場 同じホールにて) 司会: 永江朗氏 パネラー 1.世良さん(広島フタバ図書専務)」 2.福嶋 聡(ジュンク堂池袋店) 3.南洋堂」さん−ほぼOKです。 4.国分寺の竜文堂さん−今週中に確認出来ます。 司会・パネラー紹介 永江朗(ナガエ,アキラ)氏 フリーライター 昭和33年5月9日北海道旭川市生まれ 法政大学文学部哲学科卒業、約7年間洋書輸入販売会社・ニューアート西武勤務、 労組委員会を経て、フリーのライター兼編集者。「レジェンド」「宝島」「別冊 宝島 変態さんがいく」などの編集に携わったのち、ライター専業となる。 著書に「菊地君の本屋」(アルメディア)「不良のための読書術」(筑摩書房)、 共著に「古本屋ビジネス」(アルメディア)など。 福嶋聡(フクシマ,アキラ)氏 昭和34年生まれ、京都大学文学部哲学科卒業 昭和57年ジュンク堂書店に就職。サンパル店(神戸)勤務の後、63年京都店に移り 人文書売り場を担当、のち副店長。一方、50〜62年劇団神戸で活動し、63年から 神戸市高等学校演劇研究会秋季コンクール講師も務める。著書に「書店人のしご と―SA時代の販売戦略」「書店人のこころ」(三一書房)など。 現在「ジュンク堂書店池袋店副店長」 (この略歴は日外の小松さん提供を加工しました。付け加えたり訂正あったら ご連絡下さい) ●第三部 【懇親パーティ】 18:00から20:30まで お茶の水スクエアA館11F「オニックスルーム」 参加費 一部・二部1000円 三部 5000円 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− − 同時進行分科会(2:30から5:30) 分科会1 ●【年一回、神保町に集まろう地方出版】(お茶の水スクエアーC館3F 8号室) 全国の地方版元の「各地の版元と交流したい」「こうした時代だからこそ似た境遇に ある人たちの意見を聞きたい」といった声が届けられていました。この厳しい時代に 対処していくために、是非皆んなの生の声を聞きたいと願っています。大山シンポジ ウムIN東京の分科会という形で地方出版社だけの独自の催し企画しました。できれ ば単発のお祭りではなく「年一回、神保町に集まろう地方出版」をスローガンに、息 の長い懇親、勉強、交流をつづけていくスタートラインにしたいとおもいます。 《タイムテーブル》 14:30から17:00まで シンポジューム「新しい時代と地方の出版」 司会 安倍甲(秋田・無明舎出版) 《パネラー》 宮城正勝(ボーダーインク・沖縄)/福元満治(石風社・福岡)/山川隆之(吉備人 出版・岡山)/小林規一(崙書房・千葉)/丸茂和博(クロスメディア・ロンドン) / 門野邦彦(地方・小出版流通センター) 17:30から18:30まで  懇親会(会費3千円・軽食の立食パーティ) (お茶の水スクエアーC館2F「エクスペノア」) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分科会2 ●「作家はどのように作られ、読者はどのようにつくられたか?」 (お茶の水スクエアC館3F14号室) 資料代等 500円 企画・進行−松本功(ひつじ書房) ★パネラー 小田光雄さん(『出版社と書店はどのように消えるか』(ぱる出版)ほか) 山本芳明さん(『文学者はつくられた』(ひつじ書房より近刊 円本の近辺の話し)) 出版界はクラッシュの途上にある。これはいわば、出版「敗戦」のまっただ中にあ るということだ。様々な状況を見るとこれは自明の理のはずである! 本シンポジウムでは、現状のクラッシュの解説をするのではなく、視点を変え、出 版の世界で常識化しているいろいろな幻想がどのようにして産まれたのか、を検証 することにする。