ポップ&ロックナセカイ

超有名なアーティストから、ビジュアル系まで
どこからがポップでどこからがロックなのか、その境が分からないので、あえてポップ&ロックとしてみました

はじめは王道から

<B'z>

この方たちはもう、語る必要もありませんよねえ。「全盛期は過ぎた」とか、「昔の方がいい」という声も聞かれますが、私が彼らにはまったのはちょうどアルバム「Loose」の頃。なので、私はあまりそうは思わないんですよね。

「Loose」

私がB'zにはまるきっかけになったアルバムです。このアルバムの5曲目、「夢見が丘」という曲を聴いた時、稲場さんの詩にぐっと来て、そこで初めてB'zっていいかも、と思ったのでした。それまで流行の音楽には無縁だった私は、B'zのことを「うるさい」と思っていたのです(ひー、ごめんなさいー)。けれど、ここから一気に転んで、私のB'zな日々が始まります。

「FRIENDS」

「Loose」ではまって、さっそく友達に借りたミニアルバム。このアルバムの中の「いつかのメリークリスマス」は、文句のない名曲でしょう!2枚目のベストアルバム、「Treasure」にも入ってますよね。でも、やっぱり「いつかのメリークリスマス」は、このアルバムを通して聴かないと。通して聴いた時に初めてわかるストーリー性とか、ありますしね。

「東京」

シングル「love me,I love you」のカップリング曲。地方出身者にはもう、涙なしには聴けません!夢を求めて東京に出てきた「男」は、都会の流れに流され、自分を孤独から救ってくれ、いつも待ってくれていた人のことも忘れて成功に向かって走る。けれど気付いた時、彼女はただ自分だけを待っていてくれた、という歌。稲場さん自身が岡山出身の人で、だからそういうこともあったのかな、などとファンは想像してしまうのですが。鼻の奥がつんとくるような曲です。

「ねがい」

これはアルバムの「ルーズ」にも入っていますが。私がくじけそうになった時、支えになった曲です。「「いつのまにか」じゃない 自分で選んであるいてきたこの迷路」、「願いよかなえ いつの日か そうなるように生きて行け」というフレーズに、何度も叱咤されました。受験期、もう駄目だーと投げ出したくなる私を、稲場さんのこの詩が叱り付けてくれて、そのおかげで今私はこうしているんだなあ、と思います。

<X JAPAN>

こちらも説明不要~。ただ、私はいつも皆とはずれた頃にはまるので、Xに関しても、hideが亡くなった後でようやくじっくりと聴いたという感じです。でも、聴いて素直に「すごい」と思いました。存在感が違うんですもの。

「DAHLIA」

デビュー後、3枚目のフルアルバム。私の一番好きなアルバムです。特に、4曲目の「Rusty Nail」は、やめられません。カラオケに行っても毎回のように歌ってしまう私。そしていつも思うように歌えなくて欲求不満に陥るのですが。
どの曲もメロディーがちゃんと流れを作っていて、どんなに激しくてもメロディーがあるのがいいですね。

「Forever Love」

この曲はいろいろなバージョンがあるけれど、私が一番好きなのはラストミックスのやつですかねえ。これは映画「X」の主題歌だったんですよね。「X」という漫画を知らない人にはわからないでしょうが、すごくハードな話で、大切な人がどんどん死んで最後は「そして誰もいなくなった」という。ひどい話です(笑)私はその話を知っていながら聴いたので、「まあ、なんてぴったり」と思ってしまいました。

<D+SHADE>

「でぃしぇいど」です。広島出身の4人組み。私が無条件で愛するバンド(笑) 私とたった一つしか年が変わらない彼らは、1998年4月22日にシングル「BELIEVE」でメジャーデビューしました。4人のうちほとんどが中学・高校の同級生ということもあって、バンドの雰囲気はいつもとてもいい感じ。そして、若さあふれるまっすぐな曲と詞。曲からも、詞からも、大人になりきれなくて、理想と現実の狭間でもがきながらも不器用に自分たちの生き方を模索しているような、そんな印象をいつも受けます。
ひとことでは言い尽くせない想いがあります。
彼らには、純粋に「バンド」としても憧れますし、同じく「夢を追う者」としても憧れます。

「ENDLESS LOVE」

彼らの代表曲。2枚目のシングルにもなってますが、とっても古い曲なんです、実は。ライブではいつもファンと一体になって合唱する曲で、アンコールの時に代わりにこの曲を歌ったこともあります。「やりきれない想いだけいつもかみしめ いらだちさえ感じて」っていう歌詞に、まだまだ青いHIBIKI(=ボーカル、そしてほとんどの曲の作詞は彼が担当している)の想いを感じていとしくなってしまうんです。HIBIKIの書く詞は、いつもまっすぐで切なくて、曲の持つ疾走感を更に引き出しています。

「ALONE」

これも、インディーズ時代からの代表曲。このたびシングル化されました。ドラマ「小市民ケーン」の主題歌でもあります。おおっ。D-SHADEがドラマの主題歌を歌うようになるなんて・・・(ENDLESS LOVEが昨年の、ちょうどこの時期にドラマでタイアップを取っていたけど、その時は挿入歌だった)。インディーズの頃よりも、音が厚く、重くなっていて、HIBIKIの歌声もなんだかたくましい(笑)。
この曲がこないとライブに火が点かない(笑)。ギターの音がとても鋭くて、突き刺すようで、私たちを煽ってくれます。KENさん(=ギター&作曲担当)のギターはいつもクールで鋭くて、言葉で語らずギターで煽る、みたいな。それで行くとHIBIKIは目で殺す(笑)かしら。彼の寒いMCにはいつも悶絶させられてますけど。

<ROUAGE>

「ルアージュ」。名古屋出身のバンド。今年の5月に初の武道館ライブを成功させたばかり。
ちょっとダークでブラックな曲が多く、KAZUSI(=ボーカル)の作る詞は深くて独特。メンバー皆美形で、一度とある週刊誌に「素顔の一番いけてるビジュアル系」とか何とか言ってスクープされておりました。

「CHILDREN」

私が彼らにはまるきっかけにもなった3枚目のアルバム。その中でもちょっと不思議な感じの「エゴノカタマリカタマリノエゴ」という曲にはまったのですが。中間部のドラムソロがかっこよいのです。KAZUSIの歌い方は独特で、好き嫌いが分かれるだろうと思いますが、はまるとくせになります。低くてイイ声なんです。そして、時々入るRAYZI(=ギター)のコーラスも低い声でかっこいい。

「SOUP」

4枚目のアルバム。これはとっっってもいいです!ルアージュのファンとか関係なく、いいアルバムだと思います。どの曲もいいんですけど、やはりシングルにもなっている「endless loop」と、「深空」はいいですね。特に私は「endless loop」の少し前倒しになっているリズムの、あの逸る感じが好きです。疾走感、というより、心が逸っているんです。
余談ですが、ルアージュのメンバーはサイン会でも素顔で出てくるらしく、一度それに行った友人は、「化粧してないからぱっと見では誰が誰だかわかんなかった」と言っておりました。

「Mist of Tears」

今となってはライブではやってくれない曲。かつてメンバーだったKAIKIさんという人の作った曲。とてもいい曲なのですが、KAIKIさんの曲ということもあって、今ではライブで聴くことはできません。「理想卿」というインディーズラストのMAXIシングルに収録されているのみです。泣きたくなるほど優しい曲で、ファンに中にも、今でもこの曲を好きな人は結構いるようです。
いつか、ライブでこの曲を聴いてみたいな・・・。

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