ひつじ研究叢書（言語編）第44巻　日本語のアスペクト体系の研究

ひつじ研究叢書（言語編）第44巻　日本語のアスペクト体系の研究ひつじ研究叢書（言語編）第44巻　
日本語のアスペクト体系の研究　副島健作著　ひつじ書房
2007年2月

副島健作著

A5判製　価格8300円＋消費税

ISBN978-4-89476-322-7

ひつじ書房

これまでの日本語のアスペクト研究は、「スル−シテイル」のみを形態論的なカテゴリーとしてのアスペクト形式として認めるのが主流だった。しかし、シテイルが、類意表現の「シツツアル」「シテアル」とどう違うのか、はっきりわからないという欠点もあった。本書では、日本語のアスペクト体系を「シテイル」「シツツアル」「シテアル」「スル」の4項対立としてとらえ、それぞれの違いをより精緻化し、明解に示した。全体像を明らかにしつつ、日本語アスペクト論を確立しようとする初の試みとなる1冊。

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