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ひつじ書房とは

第1に、言語学を中心とした出版社です。

1990年に創業し、今年で10周年になる出版社です。刊行している本のジャンルは、言語学、日本語学、英語学の分野が中心です。ことばに関する研究書を出している出版社です。その他の隣接の分野として、文学論、認知科学、文化人類学、メディア論、インターネット関係の本を出しています。現在に至るまで120冊程度の本を出しています。

ひつじ書房という名前は、オランダのムートン社から拝借しました。ムートン社は、チョムスキーの処女作を、アメリカの出版社が刊行を断る中、刊行し、生成文法から文化人類学までの人文科学の優れた書籍をだしていた出版社です。ムートンのフランス語の意味が、「ひつじ」であることから、ひつじ書房を名乗ることにしました。

第2に、言語学から、人文科学を再構築したいと思っています。

ひつじ書房では、言語をコミュニケーションのメディアを位置づけ、これに関わる新しい研究をも、出版社の立場から支援していきたいと思っています。

具体的には、認知言語学、心理言語学をはじめ、障害と習得、談話言語学、ことばと伝えの問題、ことばとこころの問題。さらにメディア論的な立場から、人間のインターフェースについてなども、視野に入れたいと思っています。

第3に、出版や本や大学を支えてきた足下を考え直したいと思っています。

また、出版社という自分の足場を見直し、考え直したいと思っておりますことから、本の流通、電子出版、図書館、出版そのものについても問題を問うものを公開していきたいと思います。

第4に、電子媒体を積極的に使いたいと思っています。

ひつじ書房は自前でホームページを作ったという意味では、日本で一番最初の学術書を刊行する出版社です。(東大出版会は、著者が勝手に作って提供していましたが、自前で作ったわけではないのです)1995年に作りました。この段階では、出版社のホームページは10もありませんでした。さらに、1998年からは、言語学の専門書の刊行情報のメール配信をほぼ毎月行っています。
われわれは、新しいメディアを積極的に使っていきたいと考えています。
紙の刊行物に加え、電子的な媒体を使って、議論を行い、その中からテキストを産み出していくことも行いたいと思っています。


新しい書き手、研究者の方へのお願い

あなたが、考えていること、研究していることは、より多くの人に読まれる価値がある可能性があります。もし、本を作りたいという気持ちのある方は、ご遠慮なく、松本までメールをください。

なお、小説、詩集、紀行集などは刊行しておりません。ひつじ書房の刊行しているジャンルに関係ないものについては、ご相談をお受けできませんし、断り無く原稿をお送りになることおやめください。


関係するホームページを、ひつじ書房の立場から、紹介します。

  1. 書評ホームページ(http://www.shohyo.co.jp/)

    大量生産ではない優れた本を知ってもらい、流通し、買ってもらうためには、2000人程度の読者コミュニティを育てる必要がある。人文書を育てるインキュベーターを作ることを願ってつくった。
    書評のデータベース、書評パンチや知のフィールドノートなどもある。

  2. 投げ銭システム推進準備委員会(http://www.nagesen.gr.jp/)

    本を作っている立場からすると、本がコピーされるのはつらい。でも、高価な書籍を学生に買ってもらうのは、困難がある。であれば、コピーするときにちょこっとでもカンパを送ってもらえれば、気が休まるし、次の本を作る励みになる。そんなことをインターネットで実現できないものか、という気持ちではじめたもの。

  3. 言語学出版社フォーラムホームページ(http://www.shohyo.co.jp/gengosf/index.html)

    ひつじ書房も加盟している言語学出版社フォーラムのページ。大修館書店、研究社、開拓社、三省堂、明治書院、くろしお出版が幹事社。言語学関係の学会の情報などもあります。

松本 功
ひつじ書房代表取締役
isao@hituzi.co.jp

なお、このページは、ひつじ書房のサイトには英語での説明はあるのに、日本語での始めての人向けのページがないとM舎の舎主からご指摘をいただき、急遽作りました。ひつじ書房を知っている人向けには作っていたのですが、他者への目が欠けていたということですね。(2000.3.16)

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